「腰痛持ちなので毎週マッサージに通っている」「お風呂上がりにはマッサージチェアで腰をマッサージしている」「仕事中腰が痛くなるのでマッサージグッズでグリグリ押している」など、慢性的な腰痛に悩まされている方にとってこのような話はごく当たり前のことだと思います。

 

しかし、実は慢性的な腰痛にマッサージは危険です。

毎日自宅などでマッサージをされている方には衝撃的な事実かもしれませんが、その理由には身体の防御反応と腰痛の原因が関係しています。

 

慢性的な腰痛にマッサージが危険な2つの理由

最初にお伝えしておくと、すべてのマッサージが慢性的な腰痛に危険というわけではありません。マッサージの国家資格を持った方の施術であれば、腰痛が改善する可能性はありますし、安心してお任せしてもよいでしょう。

 

危険なのは素人が自宅で行うマッサージや、機械や器具などで刺激を与えるだけのもの、リフレッシュを目的としているマッサージです。これらが慢性的な腰痛に危険な理由は大きく2つあります。

 

マッサージにより筋肉は硬くなる

最初は心地よいと思っていたマッサージが、通っているうちに物足りなく感じたり、お年寄りが肩たたき棒で肩をとても強く叩いている光景を見たりしたことはありませんか?これはマッサージの刺激により身体が防御反応を起こし、身体の筋肉が硬くなっているからです。

 

漁師さんや大工さんの手がゴツゴツしているのも同じ理由からで、仕事による刺激の防御反応として手にマメができ、それを繰り返すことで手の皮がどんどん厚く硬くなるのです。

同様に、マッサージを繰り返すことでも筋肉がどんどん硬くなり、さらに刺激を求めてどんどん強く筋肉を押すことになります。そうすると、背骨がしなったり骨盤がねじれたりして、結果的に骨格をゆがめてしまい、腰痛をさらに悪化させることにも繋がりかねないのです。

 

腰の痛み=腰が原因とは限らない

マッサージが危険とはいえ、マッサージをした後は確かに腰痛が楽になり、身体も軽くなったように感じると思います。これは、マッサージによって硬くなっていた筋肉がほぐれ、血流も良くなっているからです。

 

しかしこれは一時的にそう感じるだけであって、決して原因が解消されているわけではないのです。単純にリフレッシュを目的とし、表面的な筋肉のコリを和らげるのであれば問題ありませんが、慢性的な腰痛の場合は骨格のゆがみやヘルニアなどの疾患、内臓疾患など別の原因が考えられるため、その場しのぎの対処法では結果的に症状を放置することになり、さらには悪化を招く可能性もあるのです。

このようなことからも、慢性的な腰痛がある場合には、まずはその原因をはっきりさせることが大切です。

 

腰痛の85%は原因不明

上述で慢性的な腰痛を解消するためには、原因を知ることが大切だとお伝えしました。しかし、腰痛は日本人の8割が一度は経験する国民病であるにもかかわらず、その85%が原因不明といわれています。レントゲンやMRIなどの検査をしても骨や筋肉、臓器などにこれといった異常が見つからない、こういった原因がはっきりしていない腰痛は「非特異的腰痛」、反対に原因がはっきりしている腰痛は「特異的腰痛」と呼ばれます。どちらも腰痛の症状が出ているにもかかわらず、なぜ原因不明となってしまうのでしょうか。以下では特異的腰痛と非特異的腰痛の違いについて見てみましょう。

 

原因がはっきりしている「特異的腰痛」

病院での診察や検査で原因が特定できる腰痛は、主に脊柱(背骨)由来、神経由来、内臓由来、血管由来、感染性、外傷性に分類され、以下のような疾患が挙げられます。これらは原因がはっきりとしているため、それぞれ疾患に応じた治療を行い、腰痛の改善を図ります。

 

*脊柱(背骨)由来

腰椎椎間板ヘルニア、脊椎分離症、すべり症、腰部脊柱管狭窄症、骨粗しょう症、腰部変形性脊椎症など

 

*神経由来

脊髄腫瘍、馬尾腫瘍など

 

*内臓由来

胃潰瘍、十二指腸潰瘍、急性尿路結石、腎結石、腎盂腎炎、急性/慢性膵炎、膵癌、子宮筋腫、子宮内膜症、妊娠など

 

*血管由来

乖離性大動脈瘤、腹部大動脈瘤、大動脈解離など

 

*感染性

化膿性脊椎炎、脊椎カリエスなど

 

*外傷性

腰椎骨折、腰椎脱臼、腰椎ねん挫、腰部打撲など

 

>原因がはっきりしていない「非特異的腰痛」

原因がはっきりしていない腰痛は、骨格や筋肉のゆがみ、肥満、冷え性といった身体的理由や、ストレス、うつ、ヒステリーなどといった心因性のもの、仕事中の姿勢や睡眠不足といった生活習慣など、さまざまな要因が組み合わさり、症状を引き起こしていると考えられます。

腰痛のため整形外科などを受診した場合、一般的には、問診→画像検査(レントゲン、MRIなど)→身体を動かすなどの神経検査といった順で原因を探ります。

しかし問診や画像検査などで上述のような特異的腰痛が疑われなかった場合は、それ以上の検査などはせず、投薬や注射などで症状を緩和する処置を行いながら、症状が自然となくなるのを待つ保存治療が行われることがほとんどです。

「原因がわかっていないのに、なぜもっと深く原因を探らないの?」と思われる方もいらっしゃると思います。しかし、上述のとおり腰痛を訴える人の85%は、残りの15%に該当する特異的腰痛のような重大な症状に発展する恐れがないうえに、90%ほどの腰痛は6週間程度で症状が大幅に改善するといわれており、このことは欧州や米国での研究でも明らかになっているのです。

 

そのため、乱暴な言い方かもしれませんが、重大な症状に発展しないと思われる腰痛に対しては必要以上の検査は行わないのです。

 

自己判断は危険!まずは原因を探る事が大切

 

腰痛とひと言でいっても特異的腰痛のような重大な疾患が原因のものもあれば、非特異的腰痛のように数週間で症状が和らぐものもあります。

 

ただ、日頃生活をしていてよほど緊急を要するような痛みでもない限り「腰痛くらいマッサージしたらそのうち治るでしょ」「腰痛でわざわざ病院に行くのも大げさ」と考えてしまうのはごくごく自然なことだと思います。

 

しかし腰痛の症状がある場合は、安易にマッサージに頼るのではなく、まずは整形外科などを受診し原因を探ることが大切です。安易にマッサージに頼り続けてしまうと、重大な疾患に気づかない可能性があるどころか、本来保存治療で治るべき腰痛も悪化させてしまいかねません。

 

それでも多くの方は85%の原因がはっきりしない非特異的腰痛と診断されることになると思いますが、その場合でも、整形外科では投薬や注射などにより今起こっている症状を緩和することができます。また、整形外科だけではなく、接骨院や整骨院などで専門家による正しい治療を組み合わせ、複雑に絡み合った原因を丁寧に取り除いていくことで腰痛の再発を予防することもできます。

 

接骨院がくでは、痛みや痺れといった症状だけでなく、それまでの経過や日常生活の様子などについても詳細にカウンセリングし、整形外科では行われない方法での検査や、腰だけでなく全身の検査も入念に行います。施術は施術家によるマッサージだけでなく、電気療法や整体、テーピングなど、お客様の状態に合った方法をカスタマイズいたします。

 

施術時間は30分〜1時間程度、急性亜急性の原因のある腰の捻挫の場合は健康保険が適応になります。料金も初回は初診料込み(3割負担)で2,500円〜3,000円、2回目以降は900円〜1,500円程度と、お客様に気軽に通っていただきやすい設定となっています。

慢性的な腰痛、急性、亜急性の腰痛にお困りの際はぜひ接骨院がくへご相談ください!

群馬でお体の不調にお悩みなら接骨院がく茂呂院
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